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2021/05/14 19:00

(本記事は過去ブログより移設したものです。)

うちでも真っ赤な完熟トマトが採れ始めました。
情熱の赤!これに唐辛子の赤、パプリカの赤が揃えば最強です。
夏が来ましたね。シンプルなソース作ってチェック中です
Ha iniziato raccolta del pomodoro di mia fattoria. 
パレルモでインゲン豆(ボルロッティ)を山盛りで売っていたのは意外でした。
豆をたくさん食べるのは北イタリアだと思っていたので。
サラダ用、パスタ用に初夏のフレッシュなインゲン豆がてんこもり。
マンマのインゲン豆のパスタ、美味しかったなあ^^
うちでもボルロッティ豆の収穫が始まりました、3.4枚目の写真。

これでいいの?日本2
農家から見たマニア的な視点ですが
パレルモのメルカートでは、ほとんどの野菜が伝統的な在来種だった。スーパーマーケットだってそう。
これは、種採りをして持続可能な循環型農業をしているということ。 
これに対して日本はというと、、
ほとんど全ての野菜がF1種(一代交配)。
日本には日本の事情があって、地産地消より中央市場への輸送を基本とする日本では輸送に耐えられるよう
皮を厚くしないといけないとか、雨が多く病害虫発生しやすい日本では病害に強い品種を作らなきゃならないとか、
一億人の食卓を豊かにするためには生産性を上げなきゃならないとか、その他国家戦略や種や農薬を売りたい企業など、
色んな思惑が入り乱れて、今の豊かな食生活?の日本があるのもよくわかる。 
だけど、飽食の日本、色んなものを簡単に手に入れられるようになったことで、
食べる喜びや食べ物のありがたみを忘れてしまった人があまりにも多すぎる。
これを象徴するのが飲食店などで頼みたいだけ注文して残す人の多いこと。
どれだけの残飯やゴミが飲食店やスーパーマーケットから出ているだろうか。 
季節感を大事に、身近な食材を使って、食卓でそういう話しをしたり伝えたりしていけば意識も変わるのだろうけど。



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