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2021/05/14 19:00

(本記事は過去ブログより移設したものです。)

都市と農村の壁。
今朝のラジオでとても良いお話しをされていました。
漁師や農家、一次産業の裏側を伝え、食を共にしたり体験することで、切り離されてしまった生産者と消費者を繋ぐということ。
繋がることで一次産業の苦労を知り価格の問題を知り一次産業の価値が上がるというお話し。
僕も10年前は仙台で会社員をしていて農業とは無縁の完全に消費者側の立場でまさか農家になるとは夢にも思いませんでした。
しかし、海や山が近く自然の中での遊びを通して農村を知り、農産物の価格下落などによる農業離れ等、
都市郊外の農村が多くの問題を抱えていることを身近に感じるようになりました。
いつしか居ても立ってもいられなくなり、自分が生産者となって生産者と消費者が直接つながるような農業をやりたい!と
思うようになりました。
スーパーの野菜のように、消費種側からすれば誰が作ったのかわからない、
作り手の顔が見えないので食材への有り難みが湧かない、生産者側からすれば価格だけで判断されてしまい
感想もなく食べ手の顔もわからないのでモチベーションが上がらない、というお互いがはるか遠い存在では食の問題、
一次産業の問題は一向に改善しないと感じました。
自分がずっと消費者だったからこそ生産者となった今、伝えたいことがたくさんあります。
日々の仕事に忙殺され忘れがちでしたが、改めて農業を始めた原点に立ち返ることができました。

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