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2021/05/14 19:00

(本記事は過去ブログより移設したものです。)

テレビで新規就農した夫婦がイチジク栽培に励んでいる様子を放送していました。
努力の甲斐も虚しく、残念ながら農協の出荷規定数に満たず収入はゼロ。
そこで、自ら売込み念願の取引成立!で、めでたしめでたしで番組は終わったのですが、
放送の陰でブラックな農業の実態が浮き彫りになり、憤ってしまった。
新規就農者に、取引先に、大事な問題点をスルーしたメディアに。
時間枠で無理でしょうけど僕はスルーできません。
具体的には、手塩にかけたイチジクを1キロ200円で取引成立させたこと。
約7個で200円。。一般的な小売価格の約5分の1。。
汗水垂らして一生懸命作った商品の価値そんなちっぽけなものですか?
自分で低く見積もって自身の首を絞めてないかな、その価格で作る意欲やモチベーション保てるのかな。。
未来に希望持てるかな。。
もしかしたら農協の価格そのまま取引先に提示したのかもしれないけど、しっかり考えてほしいです。
取引先の和食の料理人さんも農家の足元見すぎ!その価格なら買ってあげます的な感じだし
熟れすぎたイチジクはキロ120円で? ありえません!
もっと高く買ってあげて両者とも気持ちの良い取引を考えてあげてほしいです。
農業は社会貢献度が高くやりがいのある仕事ですが、
これからの農業は「販売」まで考えないと意欲的に続けることが難しい仕事です。
逆に言えば、職人的で作るだけだった「生産者」の時代は終わり、
販売までこなす「経営者」が求められる開けた農業の時代だから楽しいのです。
僕自身も思い通りにいかないことばかりで悩みが尽きないですが、農産物の価値を高めることが大切で、
それは一人一人の意識改革が必要ですが、ひいては農業の成長産業化に繋がると信じています。

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